モンゴル旅行前の準備 [モンゴルの旅]

モンゴルへ旅立ち

下準備編。

今回はツアーとは全く無関係なフリープランの旅をお届けする。

だから、ホテルでさえ予約していない。
ツアーの方が観光料金となっておりコストがとても高くつくのだ。

しかし…モンゴルなんてよく知らないし、想像もつかないような国。

これが、後に度肝を抜かれる事になるとは…。

今までパスポートでさえ持った事のない私…。
更に、国外初旅行なうえにあんまり英語すら喋れない私が…!

ドイツ人、アメリカ人、フランス人から、

初旅行がモンゴル!? めちゃ クールやね!! なんて言われまくったが。


そこで、カッコよく 「なんとか なるだろ?」と返しておいた。


全くもって自信も無ければ無事に帰れる保証も無い。


なんで、あんな事言ったのか未だに自分でも分からない。笑


現地で運転手付きの車だけ借りて遊牧地帯を駆け巡る。
半ばチンギハーンヒストリーを追いかける旅路だ。

目的地は首都ウランバートルより遥か東に位置するダダル。
(チンギスハーン出生の地と言われる場所である。)



幸いな事にモンゴルには日本食に飢えた友人が居る為、
合流してから旅に出るのがせめてもの救い。

そして、救援物資として買ってきた、
日本米とお菓子やインスタントラーメンをカバンに入れる事にする…。

モンゴルで販売されている日本米は古米らしく質が悪い挙句に高いのだとか。
だったら、日本の、しかも無洗米をお届けする事にしよう。


これが、着替えと含めたら全然収まりつかず、膝蹴りで鞄に詰める。



ハァハァ… もう二度と開けたくない。



そして、早速モンゴル語の本を入れ忘れたことに気付く!



モンゴルについて調べた注意点


★A型肝炎

これは外務省のホームページで公開されているとおりでとにかく水がヤバいとか。

1分以上沸騰させた水道水が最も安全、
その次は現地で買えるミネラルウォータ 1.5㍑ 現地で1$しないくらいかな?
(なので、日本でミネラルウォータは買わなかった。)

歯磨きもミネラルウォータを使用、
(最終日にホテルで生水でやってしまった。汗、その後ミネラルウォータで即座にうがい。)


そして、生水で手洗いした後は日本で買った 手ピカジェル で消毒。
これがとても重宝する。

遊牧地帯へ3泊4日の旅するのでスプレータイプの消毒液を持参。
(これは 超 がつくほど重宝 する。)


予防接種は2~3回ほど、期間を空けて受ける必要があるし、
受ける事を強くお勧めする!


が、…私は一切受けなかった…。


B型とC型肝炎はとにかくいらんことさえしなければ感染は無いとか。
性的絡みは特に要注意だ。


★狂犬病とペスト
主に家畜と触れ合ったり、噛まれたりすると感染するとか。
多分、放牧されている動物全てがこの菌を持っているだろうと仮定して、
むやみやたらと触れないようにしようと心がける。



★口蹄疫
モンゴルの常在菌と呼ばれている。
このため、家畜を日本へ輸入することが出来ないのだとか。
出来る事なら泥は現地で洗い流して帰国する事がベター。



★ただ今犯罪急増中!!
モンゴルのGDPはうなぎのぼりだ、どっかで不動産ビジネスが流行っているとも書き込みを見た。
そして、富裕層だけが儲かり、貧困層との格差を更に広げているのが実情なのだとか。
常にインフレで、仕事がなく物価が上がって困っていると現地のバス運転手が言っていた。

観光客を狙った犯罪が非常に多く殆どがスリの被害。
空港で大きな荷物もなくブラブラしている現地人には要注意。
また、ウランバートル市内を走るバス車内でのスリにも注意。


現地で利用するのは大体が白タクと呼ばれるタクシーで、
これが、たまにボッタクるとか。
正規のタクシー会社もあるが、この旅行中は一度も見なかった気がする。


ウランバートル市内では昼間でさえ犯罪の多い地区があり、
長ったらしい名前の地区で忘れたが殺人事件の多い地域もある。

また、酔っ払いはフラフラ歩いてきたら絶対に避けるように。

物乞いの少年にも注意かな?


★現地資金はトータルで10万円 = 日本でトゥグリグへのエクスチェンジは絶望的だ。

成田空港では取り扱いそのものをやってないみたい。

となれば現地でやるのだが、
ボラれないために現地のちゃんとしたところで両替したほうが良い。

店にもよるがウランバートルなら米ドルがそのまま使えるし、
いくらか米ドルに両替して持っていくのが良い。

ホテルによっては円にも対応する(しかし、つり銭はがトゥグリグでしか払えないとか。)
(これは1日だけ滞在したFlower Hotelの場合。お土産ショップは全部$表記だった。)


★MIAT航空(ミヤットエアラインズ)

チンギスハーン旅行へ連絡して成田~チンギスハーン空港直行便の往復分のチケットを購入

9月1~8日帰国で ¥96,000 程度

シーズン中の8月が非常に高く10万超えが目立つ。
GWを除いては4~6月かなり安く行けるようだ。
ただ、異常に寒いので覚悟しておいたほうがいいだろう。


★服装
ダウンジャケット
セーター
ジーンズ(ジーンズの下にはけるものもいる。)
サングラス(標高1300mからの日差しはかなり堪える。)
マスク(ウランバートル市内は空気が悪く喘息になった人も居るほどらしい。)
ここで言っていいのか悪いのか…、
ウランバートルは放射線が東京の2倍くらいあるという情報が…。
炭鉱の近くも数値が高いらしいのであまり近付かないようにと言われた。


★気温

9月上旬の昼間は25~30℃くらいになる。
セーター一枚でちょうど良いくらい。

18時くらいから徐々に冷え込んでくる。
夜になると-5℃になるんだとか、
実際に物凄く寒かったが、日によってはダウンジャケットだけでちょうど良い夜もあった。


★カメラとビデオカメラ

パクられても良いようにお散歩用一眼レフEOSkiss Xと、
小型ビデオカメラXactiとミニ三脚を持っていく。

コンセントは日本の差込口を丸型に変えたもので、

持って行く製品のアダプタが100~240vという表示で対応しているならば、
特別変圧器は必要なかった。(現地は220v)



★現地用の鞄
どうしても必要なのがパスポートや現金を保存する鞄だ。
これは、肌身離さないように小型のケースを利用して直接服の下に身に付けていた。

そして、ダウンジャケットの下にかける小さいジッパーショルダーバックに、
ある程度のお金をや消毒液、マスクなどを入れるため、
肩掛けを思い切り短くして2つ取り付ける事にした。

一方は方にかけて、もう一方はベルトに通しておく。


この鞄がかなり使い勝手が良く、
ベルトをナイフで切りとるスリにも対応できる事だろう。


★日用品
モンゴルでヒゲはダメ!?…と運転手が教えてくれた。
耳かき、毛抜き、乾燥防止の化粧水とフェイスオイルも持って行く。
(現地の乾燥は咳き込むほど凄いので忘れずにしたほうが良い。加湿器を使うときも沸騰させた水を使う。)


★ケガに病
現地の医療は全く充実しておらず、受けた場合は高額になる恐れもあり。
乗馬などケガや感染症には要注意だ。
海外保険は間違いなく加入した方がよいだろう。
仮にケガや病に倒れた場合はいち早く帰国する事が大事。


こんなカンジで準備をして出発の時を待つのだった。
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